
本校6回卒業生の南里悠介先生に、毎年恒例となっている医学部志望者へのご講演をして頂きました。 生徒たちが医師になったときに向き合わなければならない今後の患者の高齢化の状況を踏まえ、現在お勤めの佐賀リハビリテーション病院での活動事例から、認知症についての基礎知識、ボツリヌス療法など最新の治療やリハビリの実践の様子、さらに、音楽や芸術などを取り入れて、佐賀という風土ならではのリハビリ治療を目指しているといったお話を頂きました。 後半はご自分の来歴、高校時代の学習法をご紹介頂き、また大学入学後現在までの各方面での医療活動に加え、家族との生活や同窓生との交流など、仕事以外の生活の充実についてもお話し下さいました。 そして最後に、ここまでのご自身の努力や、弘学館の同級生、先輩、後輩の各方面での活躍から、「弘学館での日々が人生の根となり幹となる」という言葉を生徒たちに贈って頂きました。