
勉強に対する意識を大きく変えた三年間
東京大学 文科Ⅲ類
江口 舞佳
外進生として入学した弘学館での三年間は、私の勉強に対する意識を大きく変えてくれました。向上心のある生徒にとっては最適な環境が弘学館には備わっています。何より先生方全員が熱心で、生徒側にその気さえあれば何時間でも勉強に付き合ってもらえます。私自身、添削指導や補講に沢山お世話になりました。皆さんも、学校が自分に何をしてくれるか、では無く、自分がどうやって弘学館を「利用」するかを考えながら、常に自主的に努力してください。応援しています。

充実した学校生活を送りながら目標を叶えることができました
佐賀大学 医学部
岩永 有加
私は中高6年間、弘学館にお世話になりました。結局一度も寮に入ることなく、最後まで自宅通学を貫きました。弘学館は、自宅生であってもやるべき事をきちんとすれば、塾に行かなくても目標をかなえられる学校だと思います。授業をしっかり聞いて、課題をきちんとすれば自然と学力が身に付きます。私は周りの仲間にも恵まれ、充実した学校生活を送りながら目標を叶えることができました。親身になって指導をしてくださる先生方や魅力あふれる友に出会えたことは私の宝物です。

遥かな理想を示してくれる人ときっと出会えます
東京大学 理科Ⅰ類
寺尾 慈生
弘学館への入学を考えている皆さんへ。僕は中高の六年間ずっと、ある同級生の背中を追いかけ続けて、最後には東京大学に合格するだけの学力を手に入れることができました。弘学館で皆さんは、その同級生のように、いつも真摯に学び、努力している人、どれだけ追いかけてもまだ追いつけない、遥かな理想を示してくれる人ときっと出会えます。弘学館生の道は、相応に過酷な努力の道です。覚悟を決めた人に、弘学館は、一生忘れないような経験と出会いに満ちた六年間を以て報いてくれるでしょう。頑張ってください。
OB卒業生メッセージ

父親川副 史郎(1回生)
佐賀県初の中高一貫進学校が設立されるタイミングだったので学校と一緒に難関大学にチャレンジしてみようと思いました。約60名しかいなかった同級生とは学校でも寮でもとても濃密な時間を過ごしました。今年で51才になりますが、仲間で集まると気持ちはすぐ学生の頃に戻って昔話で盛り上がります。
長男太郎(高校3年生)
いろいろな分野で優れた能力を持っている同級生がいるのでとても刺激を受けます。切磋琢磨しあえる環境が好きです。
次男鼓太郎(中学3年生)
父と兄に憧れて入学しました。普段は勉強が大変ですが、土日に寮に残って友達とゆっくり過ごす時間が楽しみです。

父親髙浪英樹(5回生)/ 沢(中学2年生)
息子から弘学館を受験したいと聞いた時はまず驚きました。学校説明会やオープンスクールへ行くことで本人のモチベーションがグングン上がっていく姿に接することができました。また私自身はお世話になった先生方に再会し、母校の空気に触れるにつれ、毎朝ラジオ体操をし、必死に授業にしがみつき、剣道部で心技体を磨き、予習復習に明け暮れるなか友人と寮生活を通して24時間切磋琢磨した弘学館の当たり前の日常、今思えば貴重な日々を思い出しました。まだ入学して間もないですが、息子が母校に入学してくれるって想像以上の喜びです。

父親樋渡 敦(9回生)/ 心(中学2年生)
弘学館での寮生活は、テレビやゲームといった娯楽がないことが当時は不自由に感じたものですが、同級生との共同生活はそれ以上の貴重な経験だったと思います。また、限られた時間で「いかに活動時間を作るか」を考え行動することを、部活動など様々な活動を通してこの6年間で学べました。
娘にも、寮生活という親元を離れた生活の中で、勉強はもちろんのこと、大学・社会人になっていく上で欠かすことのできない自主性・自律性、そして仲間と助け合う協調性を身に着けてくれることを期待しています。

父親塩飽 洋生(6回生)/洋祐(高校1年生)/ 俊祐(中学2年生)
学校を卒業し社会に出た後は、知識や技術だけでなく、人間関係を円滑に進める力を求められることも多くありますが、6年間の寮生活を通じて学んだ『コミュニケ―ションスキル』や『多様性を受け入れる心』は今でも私の大きな財産です。自分の子供達にも、同じような経験をして欲しいという思いから、現在、2人の息子がお世話になっています。受験だけでなく、社会に出てからの力もつけてくれるのが、弘学館の大きな魅力だと思います。

父親暮沼 武士(9回生)/ 子々(中学2年生)
高速道路で金立を通るたびに弘学館の話をしていたからか、本人にとっては小さい頃から身近な存在で、一番行きたい学校でした。
私にとっては、みんなで文字通り同じ釜の飯を食らい、授業と部活でへとへとになる毎日。眠くて仕方がなかった学習時間、休みの日は夜遅くまで語り合ったり将棋指したり、、、当時はしんどかったけれども、今振り返れば多くの楽しい時間を過ごした場所です。
果敢に色々なことに挑戦して、青春の火を燃やして欲しいと望んでいます。

父親川﨑 裕満(5回生)/ 将宗(中学2年生)
今年、長男が弘学館に入学しました。その入寮式の日、20余年ぶりにアカデミアハウスを訪れ、佐賀平野を眺めました。在学当時はなんの感慨もなかったその景色は、やけに懐かしく雄大に感じました。
私にとっての本校での6年間は、その景色と同じようなもので、当時は勉強づけのただ単調な日々に感じていた学校や寮での生活が、自分の人生において非常に重要で有意義なものであったことには、ずっとあとになって気づきました。志望した医学部への進学を果たせたこと、刎頸の友と出会えたこと等々。その経験が、長男に本校への進学を勧めた一番の理由です。今はきつくとも後々に役立つことを信じて、本校で実りある6年間を過ごしてくれることを願っています。
「人間力」を学寮で身につけ、
各界・各層で活躍する先輩メッセージ